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タブノキ
科目 |
クスノキ科タブノキ属 広葉樹 |
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色調 |
辺材は帯褐灰白色、心材は紅褐色である。 |
特徴 |
散孔材で、肌目は疎く、時に交走木理でリボン状の杢を 示すのはクスノキと似ている。
その他クスノキと同様に玉杢、如輪杢(によりんもく、じょりんも く)などをあらわすことがあり、とくに根部付近の瘤からのものは美欄(びらん)または舞葡萄
(まいぶどう)といって花台などに賞用される。
タブノキの別名をイヌグスというのはクスノキ に似て材質がやや劣ることから、タマグスというのは多分杢が出やすいことからいうのであろ
う。
タブノキの材の平均的な気監比重として0.65と求められているが、その変化の幅は広くや や軽軟なものから多少硬いものまでがある。 |
用途 |
切削などの加工は困難でないが、木理が錯綜しているため乾燥の結果狂いの出るものがしばしば見られる。
材はマホガニーに似た、やや南方系の感じがあり、またクスノキにも似ている。家具材(洋家具、 棚板など)、器具材(工具・農具の柄その他)、建築材(内部造作材、フローリング)などに用い
られ、そのほか枕木、箱材、彫刻、寄木細工、木象嵌、木魚などがある。
なおパルプ材、薪炭 材としても使われる。
鹿児島県、宮崎県では量的にかなり多いので、人工乾燥を施してとくに フローリングとしての利用開発に努力されたことがある。
材色の赤味が多いものをベニタブまたはアカタブ、淡いものをシロタブといい、一般にベニタ ブの方が材質が良く、したがって利用上もこの方が上位におかれている。参考文献 (かなえ書房 木の事典) |
材料 |
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