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セン
科目 |
ウコギ科 ハリギリ属 広葉樹 |
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色調 |
辺材は淡黄白色、心材は淡灰褐色で、その境はやや明瞭でない。
ときには心材の色がやや濃い ものもある。 |
特徴 |
環孔材であるため年輪が明瞭であり、太い幹の横断面を見ると、年輪の輪郭が蜘
蛛の巣状にやや角ばっているものがある。
材の気乾比重は0.52程度で、その重さ硬さは広葉樹材のうちでは中位といったところであり、 切削その他の加工にはちょうど適当なものといえよう。
材が白色材に近いので板目面では年輪 が明瞭な模様になって現われて装飾的価値が高い。
時にはいろいろな杢(もく)が現われるものがある。
材の耐朽性はあまり高くない。
原木が適当に大きくて、欠点が比較的少なく、加工が容易で、木理鮮明なため、家具用材と して古くから利用されてきた。 |
用途 |
一見シオジ、 ヤチダモによく似ているが、材色がさらに明るいので装飾的価値はより高いと思われる。
その他建築内装材、車両材、船舶材、器具材、機機材、 下駄材、楽器材、彫刻材、くりもの材、枕木など用途が多い。
しかし現在の用途としては何と いっても合板用が第一で、北海道産セン合板は海外市場にその名が高い。
アメリカ市場では以前ホワイト・アッシュ(whiteash)の名でごまかしていたこともあったが、今では堂々とセ ン・プライウッド(senplywood)でまかり通っている。
12〜13年ほど前までは道材合板の一 方の雄であリセン合板万能の時期もあったが、現在では量的にかなり少なくなっている。
また 原料としていわゆるオセニンは単板があばれるので合板に作りにくくて嫌われたが、今ではそ うもいっておれず、何でも使っているものと思われる。
とにかくセン合板は内装壁面材、ドア ー、家具用として最も高級なものの1つであるといえよう。参考文献 (かなえ書房 木の事典) |
材料 |
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