1. 割れ |
|
■ 口割れ |
→ 小口面 |
■ 材面割れ |
→ 木材の表層部 |
■ 干割れ |
→ 直射日光を受けて材面に生じた小さな割れ |
■ 貫通割れ |
→ ひとつの材面から他の材面までつながって割れている |
■ 芯割れ |
→ 小口面で半径方向に反って生じる |
■ 星割れ |
→ 樹芯部に生じる |
■ 内部割れ |
→ 木材内部の割れで人工乾燥などで起こる事があります。 |
2. あて |
|
■ 植物の茎は重力に対して反対方向へ伸長しようとする性質、重量屈折がある |
ため、山の斜面などの観光によってできる。 |
繊維細部王が正常と異なる状態で乾燥に伴う収縮が著しく、曲がり反りなどの狂 |
いが生じやすい。 |
■ 針葉樹では「圧縮あて材」 → 傾斜の下側に発生する。 |
■ 広葉樹では「引長あて材」 → 傾斜の上側に発生する。 |
|
切り株から方角がわかるか? |
3. 丸身 |
|
■ 丸身 |
→ 角材の場合は押し角材、板材は耳つき材といわれます |
■ 鼻落ち |
→ 角材の一端の欠如している物(カツオブシ) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
4. 節 |
|
■ 生節 |
→ 枝と幹との組織が連続している |
■ 死節 |
→ 枝と幹との組織が不連続であるが、しっかり結合している。 |
|
抜けてしまうと抜け節という。 |
■ 腐節 |
→ 節の一部または全部が腐れている。 |
■ 不定芽 |
→ 多数の休眠芽が局部的に発達して小さな生節が集団的に生 |
|
成されることによりできる。(カエデの鳥眼杢) |
枝があるので幹は太ることが出来ます。 |
5. 目まわり |
|
■ 目まわり |
→ 年輪に沿って生じた弧状の割れ。樹木が生長中に風や寒冷 |
のために起る |
■ 霜割れ |
→ 寒冷のため幹の外周で、幹の長手方向に反って生じた割れ |
入り皮--樹皮が材巻き込まれているもの |
■ 脂壷 |
→ 木材の一部にレンズ上の隙間が出来て脂が詰まっている物。 |
■ 脂筋 |
→ 脂が集まって筋状になっているもの |
|
高温で乾燥するとヤニが固まり出てこなくなる。 |