一位(いちい) |
銀杏(いちょう) |
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気乾比重:0.54
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気乾比重:0.55 |
用途:造作材、床柱を始めとした塗装材、家具、器具、楽器、彫刻、細工物など |
用途:構造材、造作材、建具材、家具、水廻りなど広範 |
特徴:辺材は黄色を帯びた淡い褐色、心材は赤褐色を呈しており、辺心材の境目は明瞭。木理は通直、肌目も緻密で美しい光沢を有している。やや重硬で強度が高いが加工性はよい。特に表面の仕上がりは良好。 耐朽性は中程度〜大 |
特徴:全体に淡い黄色〜黄白色で、辺心材の境目は不明瞭。年輪界はカヤと同様、早材部と晩材部の差が少なく均質。木理はほぼ通直、肌目も精で緻密。やや軽軟なため加工性がよく狂いも少ない。耐朽性は小〜中程度 |
茅 (かや) |
木曽檜 |
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気乾比重:0.51 |
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気乾比重:0.41 |
用途:構造材、家具、水廻りなど |
用途:高級建築材、造作材、和風建具、和・洋家具など建築全般 |
特徴:全体に黄色〜褐色を帯びた黄色で、辺心材の境目は不明瞭。年輪の境は早材部と晩材部の差がなく均質。木理は通直、肌目も緻密。やや脂気が少ないが、独持な光沢がある。やや重硬で強度は高いが加工性はよい。耐朽性は中程度〜大で、特に水湿に強い |
特徴:辺心材の境目は不明瞭なことが多いが、一般に辺材は黄白色、心材は淡い黄褐色〜淡い赤色。木理は通直、肌目も緻密で、独持な香気と光沢をもっている。弾力性・靭性に富み、狂いが少なくやや軽軟なので加工性もよい。耐朽性は大 |
高野槇(こうやまき) |
さわら |
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気乾比重:0. |
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気乾比重:0.34 |
用途:天井板、板類などに加工されるほか、器具、細工物にも用いられる |
用途:長押、鴨居、敷居、造作材、建具、家具、浴槽、樽、桶など広範に用いられる |
特徴:心材は淡い黄色〜淡い黄褐色、辺材は白黄色で、辺心材の境目は不明瞭。木理は通直、肌目も緻密で、脂気がやや多く独持の香気があるのが特徴。軽軟なため加工性がよい上、水湿に優れている。耐朽性は大 |
特徴:心材は黄褐色、辺材は黄白色で辺心材の境目は明瞭。木理は通直で肌目も緻密だが、脂壷(やにつぼ)がみられる。同属のヒノキのような芳香はないが、軽軟で加工性がよく、耐水性・耐湿性に優れる。耐朽性は大 |
栂(つが) |
ネズコ |
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気乾比重:0.51
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気乾比重:0.33 |
用途:構造材、鴨居、敷居など |
用途:腰羽目、天井板、欄間、建具、家具など |
特徴:心材は紫色を帯びた淡い褐色、辺材は心材よりやや淡色なため、辺心材の境目は不明瞭。肌目は粗いが、木理は通直で光沢をもつ。やや重硬で耐久性に優れるが、加工性にやや難がある上、狂いやすい。また、樹脂成分が多く、脂条(やにすじ)も出やすい。耐朽性は小 |
特徴:心材は灰褐色〜黄褐色、辺材は幅が狭く、黄色を帯びた白色で、辺心材の境目は明瞭。時間の経過とともに黒ずみ、神代杉のような表情になる。木理は通直、肌目も緻密で、スギと同様に芳香を放つ。軽軟なため加工性に優れるが、強度は低い。耐朽性は大 |
ヒバ |
樅(もみ) |
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気乾比重:0.41 |
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気乾比重:0.44 |
用途:構造材、造作材、建具、家具、水廻りなど広範 |
用途:下地材、板材、造作材、建具、家具など |
特徴:辺材は黄色を帯びた白色、心材は淡い黄色〜淡い黄褐色で、辺心材の境目はやや不明瞭。樹脂に殺菌性の強い精油成分を含み特有な匂いを放つ。木理は通直で、肌目も緻密な上、やや軽軟なため加工性がしやすい。耐朽性は大きく、特に水湿性に優れる |
特徴:全体に灰白色を呈しており、辺心材の境目は不明瞭。晩材部は通常、褐色を帯びている。木理は通直だが肌目はやや粗い。軽軟なため加工は容易だが、脂壷が現れるものもある。強度が低く、やや狂いやすいため注意が必要。耐朽性は小 |