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 木のこころ 『住みがい』
  

以前購読していた『 木のこころ 』 という本で2001/8/16に掲載され、とても良い内容

でしたのでその中の一部分を ご紹介いたします。
まだ他にも沢山参考になる記事がありますのでリンクさせて頂きました。
これから家を建てようとお考えの方はもちろんですが、『家』について考える良いきっかけかと 
思います。 『生きがい』とは生きるはりあい、生きていて良かったと思えるようなことを言い、
では、 『住みがい』 とは住むはりあい、住んでいて良かったと思えるようなことという事で、
住みがいのある家とはどんな家なのか?   
  
 住むほどに住みよく、愛着の強まる家
 年を経るほどに趣きを増し、光沢や味わいが出て、強度も高まり、価値の高まる家。
 子に孫に受け継がれ、子や孫が思い出を語り、歴史を誇れるような家。  
 四季の移ろいを取り入れながらしつらえで暑さ寒さに対処できる家。  
 自由な間取りで、家族がなんとなく気楽に暮らせる家。  
 心身の疲れを癒してくれて、英気と活力を養い、健康を育ててくれる家。
 一日のはじまりに活力を与え、一日の終わりをつつみ込み、明日につなげてくれる家。  
 住むことで心が和み、家族の絆を強め、愛を育ててくれる家。
 さりげなく誇り人を招きたくなる家。
 耳障り、目障りを感じず、室内の空気と同化でき、安らげる家。   
  

『生きがい』とは生き方そのものであり、生き様との関係ですから、人生の目的や目標を持って、

そこに向かって生きる姿の中からでてくるもので、生き生きとした自分を意識する事ができます。
これに対して『住みがい』というのは必ずしも自分の主導的な働きかけをともなうものではありま
せんので、実感できるという事であれば素晴らしい事ですが、むしろ無意識のうちに感じていて折
に触れて確認する事が多いのかもしれません。『住みがい』が語られないのは無意識性よりもむ
しろ意識の外へ追い出されていて、語られる事があまりないようにされていた。まず、戦後の家づ
くりは住む器が絶対的に不足しており、「住みがい」をテーマにする以前の状態であったとはいえ
ある程度の復興がすすむなかで持ち込まれたのが洋風住宅観でした。その基本は建築物と呼 
ばれるモノづくりの発想で、重視されたのが、第一に外見のかっこよさでした。
第二は建物の利便性、合理性でした。 第三が機能性、性能で、これらは自然との断絶、対決を
示す高気密、高断熱です。そして 家作りが産業化され、巨大ハウスメーカーが住宅産業の主導
権を握り、いつの間にか家は大量生産の商品とされ買うものになってしまった。
商品化された家で論じられたのが、快適性、利便性であり、10年か20年しか保証のない高耐久 
や剛性で、自然と対決する耐震性などで、今はバリアフリーがつけられ、高級感を持たせる事で
買主ノステータスや自尊心をくすぐるものでした。 家が大量生産の商品とされ、作るものではなく
買うものとなってしまい、家につて考える視点が価格と見た目のよさや、機能性に向けさせてしま
う様になってきた。 
住みがいとは物質的充足、科学的恩恵を求めて得られるものではなく、 住みがいのある家とは
住む人と一緒に年を重ねて味わい深くなる家で、それを成し得るのは生命をもつ材料で作られ、
年月とともに風合いを増し、強度も高まる家でなければなりません。
その材料は木を主体とする自然素材しかありません。木材は表面を厚い皮膜で覆わない限り呼
吸しつづけて温湿度の調整をしますし、年を経るにつれて樹脂が全体に浸透して、しっとりと落ち 
着いた暖かい材色となり、外気とも触れ合って風合いを増します。又、木材は育った年月以上の 
年数をかけてゆっくりと強度を増し、切られた頃の強度に戻るのに数百年から千数百年を要しま
す。安らぎをもたらし健康を育てる癒しの素材という面から家作りの材料を考えれば、基本的に
は人工的に作り出した材料にその効力を期待する事は出来ない。 木材は温湿度を快適にする 
調整機能はもちろん、住む人の深い神経を刺激する音や光を吸収し、心地良さ感ずる音や光を 
乱反射して住空間に潤いと安らぎをもたらします。プラスイオンや電磁波を吸収しマイナスイオン
を放散したり、木目に集中される自然感、I/fを主とする”ゆらぎ”の力で癒しを促進し、自律神経を
活性化して健康を育ててくれます。 
住みがい

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