タモのローテーブル |
◆タモのローテーブル◆
(2005/7/25) |
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◇宮村さんのコメント◇
知人からの依頼でこんな条件を引き受けてしまった。
天板は50ミリ厚。足は90ミリ角。
天板には節とひび割れを入れる。
幅広の引き出しをつける。
仕上げは、ツルツルにしないよう。
面取りはかるくするよう。・・・と。
まず木取りの段階で、耳付きの材から耳を切る。
これは少々もったいないと思えた。
また、幅広の引き出しは、どれだけ正確に作れるか、
また、歪みがくるのではといった不安がいっぱい。
これも、かまわないからやってくれとのこと。
なんと言っても、今回は、ホゾがものを言う。
合計20のホゾ穴をノミで慎重に彫った。
天板の裏は今後の歪みの力を逃がすため、ルーターで割を入れた。
足、天板、それぞれ直角を確認しての接合。うまくいった。
引き出しも、スムーズに動かせる。
しまってあれば引き出しのあることがわからない。
仕上げは、ワトコオイルナチュラル。 |
コースター
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余った材でコースターを作った。
今朝早く取りに来られました。
ちょっと寂しい気もしますが、
喜んでもらえてほっとしたところです。 |
◆タモのワインラックとCDMDラック◆
(2005/7/19) |
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◇宮村さんのコメント◇
まず一点目は、ワインボトルスタンド。
ある雑誌に掲載されていたものですが、
釘を使うよう指示されていたのですが、
20ミリほどねじ山のない木ねじ使用としました。
これで随分丈夫になると思います。
それと、雑誌では、釘隠用の飾り釘を
使用するようになっていましたが、
黒檀の丸棒を作り、埋木としました。
ただ、このスタンドは、 可動式なので
ねじが動くことになりますので、
埋木の接着には細心の注意を払いました。 |
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可動式にするためには、ねじを直角に
打たなければならないので、
慎重の上にも慎重を心がけました。
おかげでちゃんと動いてくれました。 |
丸棒は、市販ではラミンの丸棒がありましたが、
結局、折角作るのだから丸棒も
タモ材で作ることにしました。
丸棒を作ったはいいが、
中心を探すのが一苦労。
そこにねじ穴を開けなければならないので・・・。
まあこれも何とかクリアー。 |